千早とアイマスとニコマスと

主についったーに生息するがいすととかいう人の日記だったはずが気づいたらSSとか

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

黒春香とは何か

というわけで、長文書きな俺の本領発揮!
まああの迷走する枠組みスレに最後までいた人ですからね。
空気読めないと思われても仕方がないような長文を書くのが好きだということは否定できない。
あるいはあのスレで「無駄に複雑化している」といわれた俺の本領発揮。
デリケートな話なのでちょっと怖いですが、過激な印象にならないように頑張ってみた。





■「黒春香」論争

 まずはなぜこんなことを言い始めたかということを書いておいたほうがよいでしょうね。まあすごく完結に言えば、「黒春香」タグ周辺が荒れているというか、少なくともそこに対立があるように見えるからです。しかもそれがどうも出口が見えないというか、対立している当人同士に問題の中心が見えなくなりつつある状況があるように感じたので。

■「黒春香」の歴史

 なぜ今になってこんな状況になっているのか。黒春香がその登場以来爆発的な広がりを見せ、定着していった理由を考察するのは難しくないでしょう。例えば単純にアイマスに「黒」を担当するキャラクターが欠けていたからだし、それまでともすれば「無個性」と揶揄されてきた春香にとっての起死回生でもあったと思います。少なくとも「黒春香」の登場以来アイマスMADの表現の幅は大きく広がったし、一方で黒ではない「春香」そのものの人気も高まった。その一方で、「黒春香」が具体的には何を指すのかということが反省されたことは特になかった。というより、そんな必要を誰も感じていなかった。皆量産される閣下動画を単純に楽しんでいればそれでよかった。2007年の春から夏にかけてはそんな状態だったと思います。私がアイマスを見始めたのがこの時期なのでうまく俯瞰できてないかもですが。
 それが、秋ごろには「白春香」「赤春香」「春香(何もつかない、普通の女の子としての春香)」もきちんと評価してあげて欲しい、という声が高まってきた。春香本来のかわいらしさを強調するような動画も増えてきた。こんにゃくPのね~え?とか、ね。平和なころには「愚民オロオロ」タグも流行りましたね。そして11~12月ごろかな、時期は正確ではないかもしれませんが、「黒春香」や「愚民ホイホイ」等のタグが大量に消されたりして、「アンチ黒春香」の存在が一気に前面に出てきました。もちろんそれまでも二次創作の賜物でしかない「黒春香」に対して否定的な見解を持っている人はいただろうし、二次創作は仕方ないけど公式が(I want みたいに)迎合するのはいただけないと考えていた人もいたとは思います。ただ、「一般のニコ厨」にとってそのような人たちの存在がはっきりと意識され始めたのはやっぱり秋から初冬にかけてだったと思います。このような状況と並行して、黒春香というムーブメントを反省的に捉えなおしたり、あるいは「黒春香」というキャラクターをより積極的に評価しよう、という流れも出てきた。私がこれから書こうとすることだとも、大きく分ければこの流れの延長線上にあるものだと思います。

■「黒春香」の多様性

 あなたが「黒春香」と聞いて思い浮かべるのは、どの動画でしょうか。私の場合最初に浮かぶのは「洗脳・搾取・虎の巻」なわけですが、たとえばありすえ装備が浮かぶ人もいるだろうし、「閣下」の架空戦記が浮かぶ人もいるでしょう。「阿修羅姫」を外しては語れん、と言う方もいるかもだし、まあいろいろあったにせよ「くるくるリスク」だって強く記憶に残っている方も多いでしょうし、某ドラマCDや「I Want」が浮かぶ方もいるでしょう。時雨Pをはじめとする「Bad Apple!!」もあります。個人的には「Fuck me!」とか「Gamble Rumble」の印象も強いですし、あー撲殺閣下もまだ挙げてなかったのですね。最近だと「のヮの」なミテマスヨーとかも黒春香の一種と考えられたりしますし。
 こうやって挙げていけば当然きりがないのですが、ここで少し立ち止まって考えてみましょう。今挙げた「黒春香」動画全体の共通点は何でしょうか? そりゃー黒春香に決まってるじゃねーか、と言わずに考えてみると、適当に2つ取り出したときにあまり共通点のない動画も多いんですよね。というか、ミテマスヨーの人と三国統一を目指してる人なんて全く別人だろJK。もうちょっとちゃんと分類すればこんな風になるでしょうか。

・閣下=君主としての黒春香
・完全なネタとしての黒、「愚民」として団結して楽しむ
・ホラー的な要素を表現可能にする手段としての黒春香、闇春香
・ステレオタイプなSM女王的な意味での黒春香
・いわゆる「かっかいい」黒春香。凛々しい春香。
・「ヤンデレ」的な可愛らしさを前面に押し出した春香。
・白と黒の「変化」、あるいは二面性の象徴としての黒春香。

今ざっと考えてみただけでもこれだけの分類が可能なほど、多様な黒春香動画が存在している。でもそんな単純なことが、閣下=黒春香=のヮの=春香という図式があるせいできれいに覆い隠されてしまっています。

■「アイドルマスター」というゲーム

 この多様に分化する二次創作の複雑さに拍車をかけているのが、アイマスというゲームのキャラクターが宿命的にもっている二面性です。どういうことかといえば、例えば春香は「天海春香」というひとりの女の子であると同時に、ファンの前では「ユニット名」で活躍するアイドルなわけです。「L4U後」の今なら、無印のPの視点とファン代表Pの視点、といってもいいかもしれません。これは他のキャラについても妥当します。
 本物のプロデューサーであれば当然、ファンの前に出て行くアイドルとしての女の子をプロデュースしていくわけですが、ことニコマスPとなると事情が異なってきます。つまり、「アイドルとしての」女の子が歌って踊る動画だけでなく、「女の子としての」女の子を見せようとする動画を作るという選択肢も存在するわけです。もちろんその両方があることで涙を誘うMADからコメントで埋まる変態動画までが乱立するニコマスの楽しさが成立しているのですが、「黒春香」論争においてはこのことが余計に議論をややこしくしているように感じられます。

■「ファン」や「アンチ」も多様

 ここまで見てきたように、ひとくちに「黒春香」といってもとにかく多種多様に分岐しています。だとすると、「黒春香ファン」な方も、「アンチ黒春香」な方も多様になってしまうはず。ヤンデレが好きな方には閣下で架空戦記はどうでもいいかもしれないし、愚民とか言って馴れ合ってんじゃねーよ、というのが発端でいつしか春香でホラーっぽさを表現することを嫌うようになった方もいるかもしれません。こんな状況で「黒春香」タグの是非を問うてもうまくいくはずがないのではないか、と感じます。
 また、単純にどれかの要素が好きとか嫌いとかにとどまらない主張をされる方もたくさんいます。「好き」のほうであれば、表現の幅が広いことそのものが春香の魅力である、という主張、とか。この主張に関しては、固有の特徴が2つあると思います。ひとつは、実は「黒春香」である必然性はない、ということ。単に春香というキャラクターの多様な可能性をもっとも象徴的に示せるのが「黒と白」だったというだけ。もちろんそのことを逆に取り込んで示そうとした「黒春香」動画もあるので一口にはいえないですが、順番としては「汎用性」という魅力を主張するところが先にきている。もうひとつは、あくまでも「黒春香」をアイドルとしての春香が演じうる一面としてしか見ていないということ。だって、春香がいつもいつも黒だったら、黒春香がいることは表現の幅の広さにはつながりませんから。だから単純な黒春香批判はこの主張とうまく噛み合わない。
 以上が「表現の幅の広さが魅力」という黒春香ファンの典型的な主張ですが、アンチ黒春香側の主張として、「ステージを降りた春香にまで黒のイメージを重ねるな」というのがあると思います。具体的には単なる春香の休日イベント動画にコーメイコーメイ書かれるのが許せない、とか。この主張にもいくつか特徴があります。ひとつは、この主張だけでは黒春香そのものを否定することにはならない、ということです。きちんと春香を理解してくれるのであれば、黒春香がいてもかまわない、となりうる。(実際にはなかなかそうはいかないにせよ。)なぜそうもいかないかというと、「白であるべきはずの場面」というのが個々人の主観によって変わってきてしまうからです。その動画の場面を「白であるべき」と強く考えるかどうかによって、受ける印象が大きく変動しうる。だから共通の土俵で議論するのがなかなか難しい。

■どんな「議論」が有意義でありうるか

 こんな複雑な状況なのに、争点を「黒春香」の是非に単純化して対立したり論争したりしても、有意義な発展が見られる可能性はきっととても低い。(「そもそもネットでの議論が~」という話にはとりあえず目をつぶるとして。)それどころか、一番根っこのところが個人の「好み」に連なってしまっている上に、最終的な「審判」も存在しないので、自分の原理的な主張を認めさせるところにお互いが目的を設定せざるをえなくなります。ルールを見据えずに論争しても議論のための議論に陥るだけだ、というのはここ半年私が実を持って体験してきたことでもありますし。まあ具体的には週マス除外判定みたいな「みんながニコニコできる基準を探すのがルール、しかも最後は中目黒Pが判断してね」みたいな持っていき方以外では実のある議論はありえないということですね。(ちなみにこのやりかただと「審判」にかかる負担が大きすぎるのが問題ですが。)
 となると、可能なのはお互いが張り合って、相手を妨害しない形で発信しあうことだけなんだろうなあ。タグを消したくなる気持ちも全く分からないわけではないし、コメントで論争してしまう気持ちも分からなくはないのですけれど、その方法では残念ながらうまくいかないみたいですよ、と言いたいです。結局は、動画でも同人誌でもスレにSS投下でもろだに絵をうpでも最悪こういう長文をブログとかで書くでもなんでもいいけど、黒春香肯定派ならその魅力について、否定派なら黒春香と同一視されたくない「春香」の魅力について、声を大にして語ることが一番効果的なのではないかと思います。そうすれば、どちらかに与するでもなく見ている周囲の者としては悲しまず、楽しむことができますし。
 もちろん単なる傍観者のつぶやき以上のものではないですが。


 長々と語った挙句にほんの少しのことしかいえてないのはご愛嬌ですよ。
 こういう長文もたまには書きたいなーと思いつつ、喧嘩するのは苦手なので毎回躊躇しながら上げちゃうんだろうなあ。長文書きなのにdis(り/られ)は嫌だっていうのはネット社会に向いてないですよねそうですよね。
 最後に関連動画をいくつか貼っとくので疲れた人は洗脳されていくといいと思うよ。


アイドルマスター 春閣下 洗脳・搾取・虎の巻 圧縮版


天海春香 -Bad Apple!! ~My name is... ~-


アイドルマスター 春香     です (こんにゃくPの「ね~え?」。よくタイトルが変わる)


毎回こんなになるわけじゃないです、と最後に言い訳のように付け足しておく
スポンサーサイト
長文 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<まさかの | HOME | 普通に紹介記事を>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。